お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が3月27日、バラエティ特番「爆さまネプナイン」(フジテレビ系)に出演。大河ドラマ撮影現場での不満を告白した。
この番組は爆笑問題、さまぁ~ず、ネプチューン、ナインティナインの4組が集結し、過去の貴重映像などを振り返りながらクイズを出題していくという構成で、出演者達がドラマに挑戦したシーンも登場。その流れでネプチューンの名倉潤がNHK連続テレビ小説「おちょやん」に、原田泰造がNHK大河ドラマに何度も出演しているという話題になり、20年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」出演経験のある岡村にも話が振られた。
しかし岡村は、「あんなんもう絶対出たらいかん」と断言。それを受けて相方の矢部浩之は「セリフをかんだり、忘れたりするから現場に迷惑かけたんやって」と暴露した。続けて岡村は、「NHKって(本番に入る時に)『よーい!』って言ったら『べー』ってブザーがなるのよ。それで(セリフが)全部飛んでまうねん。なんであんなでかいブザー‥‥」と、セリフを忘れてしまう原因について告白。泰造も経験があるのか、それに同調して「なんであんなことするんだろうね? せっかく覚えたセリフが『べー』って」と苦笑していた。
ネット上ではこのエピソードに対して《そんな変なのあるんだ》《でかい音は勘弁だね。ドキッとして内容が飛びそう》《舞台の開演とかでもブザー鳴るじゃんね、俳優にとっては普通じゃないの》などさまざまな感想の声があがった。
「あまりにセリフを飛ばしすぎたからなのかはわかりませんが、岡村は『麒麟がくる』第21回から第32回まで約5カ月半、出番がありませんでした。第33回に久しぶりに登場した時も全編セリフなしで表情や動きだけで演技。岡村はその時のことをドラマの公式ツイッターで振り返り『今回のセリフはすべて「…」でした。これまでは「…」があるとラッキーと思っていましたが、それは間違い。セリフがないぶん、一瞬の表情や動きで演技しなければいけない。そして、1つとして同じ意味の「…」はない。と、監督さんに教えてもらいました』とツイートしています。セリフがあろうがなかろうが、大河の演技は大変だったようです」(芸能記者)
演技の苦労はブザーのせいだけではなかったようだ。
(柏原廉)