「家事は協力していきたいけれど、どうやって分担すればお互いにストレスなく取り組めるか分からない……」と悩んでいませんか?
ざっくりと“できる人がやる”というルールでは、どうしても誰かに負担が偏ってしまいがちです。次のような基準を参考に、心地よく続けられる分担法をみつけてはいかがでしょうか。
■得意・不得意で分ける
家事の分野ごとに得意・不得意が明確に分かれている場合は、得意な分野を分担することで効率よく家事を進めることができます。逆に、不得意な分野を相手に担当してもらうと、感謝の気持ちを抱きやすく、協力して行っている実感を得やすくなります。たまには担当タスクを交換して取り組み、相手の負担を知ることも重要かもしれません。
■曜日や時間帯で分ける
家事に時間を割けるタイミングがだいたい分かっている場合は、お互いが動けるときに行えるようなルールを作るとよいでしょう。都度「これが完了した」と共有し合って次の優先順位を決め、優先度の高いものから取り組むようにすると、トラブルを防ぎやすくなります。「何をどこまでやったか」「次に相手に何をお願いしたいか」などのコミュニケーションを密にしておくと、家事の連携がスムーズになりますよ。
■当番制にする
週ごとや月ごとなど期間を区切り、その期間を担当する人を決める方法です。一部分だけを担当するのではなく、休憩時間や休日などで時間が取れるタイミングを活用して一気に家事を終わらせたい場合に適しています。お互いの都合のよいタイミングが合う場合は、一緒に取り組んで一気に終わらせるのもひとつの方法です。
まずはどれだけの家事が存在し、現状誰がどうやって行っているのかを明確にするところからスタートするのがオススメです。分担会議を行って、よりよい方法を探ってくださいね。
(Nao Kiyota)