付き合っている相手に「私のこと好き?」「私のどんなところが好き?」などと聞いてしまうことってありませんか?
誰だって恋をしていて不安になることはあります。ですが、この言葉を言うことのデメリットが大きいので注意が必要です。
■「私のこと好き?」と聞いてしまう心理
とくにケンカをしたわけでも、冷たくされたわけでもないのに、恋人に「私のことが好き?」と聞きたくなってしまうのはなぜなのでしょう。この行為のことを“安心探し行動”といいますが、相手の気持ちは目に見える形では分からないため、自分が安心するために、言葉にして好きかどうかを何度も確認してしまうのですね。
■自信がないと安心探し行動が多くなる
安心探し行動は、自分に自信がない人ほど多くなりやすいです。そういう人は、「自分が愛される資格があるのだろうか?」「彼はもっと魅力的な人のほうがいいのではないだろうか?」などと考えがちですよね。
■安心探し行動のデメリット
付き合って最初の頃など、まだ関係が安定していない時期ならば、こんな質問をされても「あぁ、不安になってるんだな」と許してくれるかもしれません。ですが、この質問を何度も繰り返すことで、相手に「俺って信じられてないんだ」という気持ちを与えてしまいかねません。短気な人なら、何度も同じ質問をされて怒り出してしまう可能性すらあります。不安になる気持ちは分かりますが、好きかどうかを確かめるのは最低限にしたいものです。
付き合っていた相手に不貞をされた経験が過去にあったり、酷いフラれ方をした経験があったりすると、トラウマとなって確認行動をしやすくなるかもしれません。でも、相手のことを信じる力も恋愛では大切ですよ。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。