4月2日放送の「MUSIC FAIR」(フジテレビ系)に出演した森山直太朗が発したひと言から、それを受けた共演者のKinKi KidsおよびJUJUにより、「音楽番組ではなくまるでコント番組だった」とネット上で話題なっているようだ。
この日はもう1組の共演者だった乃木坂46による「Actually…(アクチュアリー)」のパフォーマンスが終わるとトークタイムがスタート。MCの軽部真一アナから「人生のベテランになったなぁと感じることはあるか」との質問が。堂本光一は「一人暮らしを始めたのが早かったので、家事は大ベテラン」と返答。堂本剛は「5年ほど前から地球環境に配慮しながら暮らしていること」とコメント。順番が回ってきた森山は、給湯器から流れる「お風呂が沸きました」といった音声や、自家用車に搭載しているナビゲーションシステムから聞こえる「40メートル先、右です」などという音声を「機械の世界の女性たち」と表現。その女性たちとのコミュニケーションがスムーズになったことだ明かしたのだ。するとすかさず光一が「めっちゃわかる、それ」と前のめりになり、自分は電子レンジを放置していると流れる無機質なピーピー音が、最近は「こーちゃーん!」と自分の名前を呼んでいるように聞こえるようになったため、「優しい気持ちで『はいはーい』と」レンジに向かって急いで行けるようになったと説明。
そんな森山と光一の話に引っ張られたのか、JUJUもまた、コンピューターに「音楽をかけて」とお願いしたのは自分なのに、すぐ用事ができて「止めて」と言ってしまった時は、次の動作に移る前にコンピューターに向かって「ごめんなさいね。ありがとうね」と言うようになったと、電化製品とのエピソードを告白。すると軽部アナから「ベテランだと思った瞬間を聞いているのであって、機械とのつき合い方を聞いているわけじゃない」とトークを軌道修正する声がやっと入ったのだ。
「番組アシスタントの仲間由紀恵も乃木坂46の面々もJUJUも、森山が電化製品から流れてくる音声のことを『機械の中の女性たち』と表現したことに大ウケしていましたが、ネット上では『さすが直太朗。いい得て妙だわ』『直太朗らしい感性だと思った』『すばらしい表現力』など、称賛の声があがっているようです」(女性誌記者)
ベテランだからこそ、音楽番組で小粋なトークを繰り出せたことは間違いないだろう。