黒島結菜主演・連続テレビ小説「ちむどんどん」(NHK)が4月11日にスタートし、初回の平均視聴率は16.7%の好発進となった。題名の「ちむどんどん」とは“心がドキドキする”という意味だそうだ。
物語は、今年で本土復帰50年となる沖縄が舞台。1964年、まだアメリカ統治下だった沖縄本島北部のやんばる地域に住む比嘉家の次女・暢子(黒島。幼少期・稲垣来泉)がヒロイン。明るい母・優子(仲間由紀恵)と優しい父・賢三(大森南朋)。兄の賢秀(竜星涼。幼少期・浅川大治)、姉の良子(川口春奈。幼少期・土屋希乃)、妹の歌子(上白石萌歌。幼少期・布施愛織)らに囲まれて、のびのびと暮らす暢子は、美味しいものを作ったり食べたりするのが大好きな女の子。
食いしん坊のヒロインということで、沖縄料理も見どころの1つ。比嘉家が囲む食卓には、ゴーヤチャンプルーやフーチャンプルーなど、家庭料理が並ぶ。
視聴者からは「沖縄料理が食べたくなった!」など、食に関するコメントが多数寄せられた。
「食べ物だけでなく、コロナ過で沖縄旅行を躊躇していたからか『沖縄の明るい自然が観られるだけで清々しい』『沖縄の景色が綺麗で癒されました』など、美しいロケーションも視聴者の目を楽しませているようです」(テレビ誌ライター)
桜前線は北上中。これから夏に向かうこの季節だからこそ、今作の沖縄の青い海と空が視聴者を旅行気分に誘ってくれそうだ。