綾瀬はるかとフジテレビは相性が悪いのではないか。そんな声まであがり始めた主演ドラマ「元彼の遺言状」(フジテレビ系)。視聴率は第1話12.1% 第2話10.3%と下がっている。
これまでの綾瀬といえば、TBS系で「義母と娘のブルース」「天国と地獄」「JIN‐仁‐」「白夜行」など、日本テレビ系で「奥様は取り扱い注意」「きょうは会社休みます。」「ホタルノヒカリ」などのヒット作でその存在感を発揮してきたが、放送中の「元彼の遺言状」で演じる剣持麗子に対し「綾瀬はるか自身のほうが魅力的」と指摘する声がネット上にあがっているのだ。
「ドラマ制作陣には耳が痛いことでしょうが、『ドラマに出ている綾瀬より番宣に出ていた綾瀬のほうが見ていてワクワクした』『綾瀬はるかと大泉洋の絡みはドラマより番宣のほうが面白かった』『綾瀬はるかと大泉洋は番宣で出演していた「ネプリーグ」で福山雅治のモノマネを2人でしてた時がピークだったな』といった声が少なくないんです。
ドラマで演じている架空の人物よりも、役者の素顔のほうがおもしろいと言われているということは大問題でしょう。ドラマの原作小説家・新川帆立氏は、剣持麗子が登場する小説として『元彼の遺言状』のほかに『剣持麗子のワンナイト推理』『倒産続きの彼女』という2作品を書いています。ドラマ原作の『元彼の遺言状』は、綾瀬演じる麗子と大泉演じる篠田が『バディを組むまで』の理由付けとして第2話までに消費してしまいました。必然的に第3話以降は新川氏のほかの小説から各種要素を抽出し、よりオリジナル色の濃い脚本になることは間違いありません」(テレビ誌ライター)
第3話以降で汚名返上となるか。