4月24日午後7時にスタートした、お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志による初めての冠番組「呼び出し先生タナカ」(フジテレビ系)に対し、ネット上では「めちゃイケの劣化版」と批判する声が続出しているようだ。
この番組は、田中が担任教師に扮してゲストであるクラスの生徒たちに「抜き打ちで一斉テストを行う」という、教養とお笑いがドッキングしたバラエティ番組。しかしそれは、2018年3月末までオンエアされていた「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)で人気企画だった「抜き打ちテスト」とまったく同じ内容だったため、放送開始直後から「まんまめちゃイケだろこれ」「生徒の知名度が低いめちゃイケの劣化版」「田中はこの内容に芸人として抵抗しなかったのか?」「こんな内容ならちゃんと『めちゃイケ復活スペシャル』として見たかった」といった声がネット上にはあふれ返ることに。
「田中はレギュラーコメンテーターをしていた『バイキング』が終わって時間が空いたから、生徒として出演していたボディビルダーの横川尚隆も常連だった『アウト×デラックス』が終わり、見応えのあるおバカキャラを眠らせておくのはもったいないから、キング・カズの息子でトップコート所属の三浦りょう太(「りょう」はけものへんに寮のうかんむりなし)は月9の『ミステリと言う勿れ』で頑張った菅田将暉のバーターだろうなど、出演の経緯が推察されてしまうキャスティングには驚かされました。まさかここまで『めちゃイケ』をなぞるような内容になっているとは、視聴者も思っていなかったのではないでしょうか」(女性誌記者)
放送枠は、TBSの「日曜劇場」と同じ。土曜の夜に「めちゃ×2イケ」を多くの人々が見ていたように、日曜の夜は「呼び出し先生タナカ」を見てもらいたいなら、フジテレビはとりあえずTBSの「日曜劇場」の裏で放送することをやめてみてはいかがだろうか。