お笑いコンビ・爆笑問題の田中裕二が5月4日放送のラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)に出演。授業参観に関する話題では、長女から「本当に来ないで」と言われてしまったと嘆いていた。
コロナ禍ということで、中学や高校では様々な行事が中止となってきたが、田中はようやく中学3年生の長女の授業参観が行われることになったと説明。これまで1度も長女の授業参観に出席したことがなく、田中はスケジュールが合えば、妻でタレント・山口もえとともに参加したいと考えていたところ、長女は「私の平和な平和な学校生活のことを考えたら、本当に来なくていいから。本当に来ないで」と山口に漏らしていたという。
田中は「うわー。ママの時点でこんなに嫌がられて。そっか、俺なんか絶対嫌なんだろうな。もっと」とあきらめモードに陥りつつ、長女には「じゃあ、ママと2人でパパ行くよ」と提案。しかし、その答えは「全然面白くない。全然面白くないから」というものだった。
この素っ気ない返事に田中が「無理やりギャグで言ってるっていう風に、力づくで持っていってるんだよね。“絶対ヤダ”って言って」と落胆すると、相方・太田光は「俺も嫌だったもんな。手振ってるバカもいたろ。何が面白いんだろうって」と長女に理解を示した。
しかし、田中は「でも、長男が小学生で何回か(授業参観に)行ったこともあるけど、親が手を振っちゃうのはわかるよ。俺は手振ってたもん。男の子はそんなに嫌がんない。恥ずかしそうに手を上げるようなことはやってくれてたけどね」と語っていた。
「田中家の場合、父親だけでなく、母親も著名なタレントということで、思春期の娘にとっては、“平和な学校生活”を乱されたくないと思うのも仕方がないでしょう。ネットにも、長女の思いを汲む反応があり、『有名芸能人の子供って、きっとそんな感じで、苦労しているんだろうなぁと思わせてくれるエピソード。田中さんは寂しいだろうが、ここは我慢かな』『中学3年生だとタレントママじゃなくても来てほしくないと思う子どもはいると思う』『自分が中3の時を思い出すと、ほんと心の底から来てほしくないはず笑 母にも父にも!』『中3で授業参観って、子供からしたら地獄だから!』などの指摘があったほか、『同級生からしたらテンション上がりそうだけど』『山口もえと田中が2人来たらすげえざわつくと思う』といった声も見られました。娘からすると、タレントの両親に対する好奇の視線が飛び交う姿を想像してしまい、“絶対ヤダ”という結論に至ってしまったのかもしれません」(テレビ誌ライター)
子煩悩な田中の親心が伝わるエピソードではあるが、中3の長女の授業参観はあきらめたほうが無難だといえるだろう。
(木村慎吾)