タレントのマツコ・デラックスが5月16日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演し、うどんのトッピングに最も必要な具材を力説した。
食へのこだわりが強いことでも知られるマツコは、「うどんのトッピング、今後1つしか選べないとしたら、何にする?」とのトークテーマの中で、「1択」だと断言。うどんは温かい麺で、ほかの薬味は含めないことが前提条件だと紹介されると、「私は1個。薬味もいらない。これだけ入ってればいいっていうのがあります」とし、それは「きつね。断然きつね。むしろ私、あっちのほうが好きだもん。お揚げのほうが、うどんよりも。お出汁を染み込ませた、汁の中に浸っているお揚げがいい」と熱弁した。
しかし、スタジオでは、この“トッピング論争”で意見が分かれることに。株式評論家でタレントの若林史江が「ワカメ」を選ぶと、フリーアナウンサー・大橋未歩と垣花正はそれぞれ「温玉」「生卵」だと主張。しかし、マツコは卵というチョイスに首を傾げ、「うどんの汁が中途半端にならない? 卵が溶け込むと。卵はなんでも美味しくなるけど、うどんは違う気がする。おつゆのないうどんに入れたい」と反論した。
「今後一生、その一つのトッピングだけでうどんを食べなければならないというルールとあって、出演者同士の激しいバトルが勃発しましたが、スタジオ同様、ネット上でも様々な意見が乱立。マツコの選んだ『きつね』については『いいチョイス』『きつねは甘い味付けで美味しいからねぇ』『俺も立ち食いうどんのトッピングはきつねが多い』との声があがるも、ほかに『とり天があったらとり天一択!』『必ず頼むのは野菜のかき揚げ』『長ネギが重要』『たっぷりと汁を吸い込む油揚げ』『大根おろしだな』『揚げ玉だろ』『ちくわ揚げ』『七味』『うどんにはコロッケ』『明太子』『とろろ昆布だろ』などと多種多様なトッピングが並んでいます。また、マツコの指摘するように、汁があるうどんの場合、生卵を入れると味が曖昧になってブレるとの声が散見され、『卵は邪道』と考える人も多かったです」(テレビ誌ライター)
十人十色の見解が飛び交うのも、国民食であるうどんに対する日本人の熱の強さを物語っているといえそうだ。
(木村慎吾)