7月17日にスタートしたドラマ「そして、誰もいなくなった」(日本テレビ系)で、同姓同名の男に自分の人生をそっくり乗っ取られる藤堂新一を演じている藤原竜也。その演技力はデビュー当時から故・蜷川幸雄からお墨付きをもらっているほど優れているため、藤原が出演する作品は映画であれ、舞台であれ、ドラマであれ「すごいことが起きそう」と期待感をあおってくれることで有名だ。
「今作もスタート前から期待度が高く、ネット上では特に『早く藤原の叫びが聞きたい!』『今度のドラマも叫ぶ役だよね?』といった“叫び”に期待する声が多数ありました。そのため第1話で藤原が叫んだとたん、ネットでは『キター!』『叫んでこそ藤原竜也』『今回も聞けた』などの喜びの声が殺到しました」(テレビ誌ライター)
「藤原といえば“叫び”」が定着したのは06年に映画「デスノート」で叫ぶ姿が印象的な主役の夜神月を演じて以来、09年「カイジ 人生逆転ゲーム」、11年「カイジ2 人生奪回ゲーム」、14年「るろうに剣心 京都大火編」「るろうに剣心 伝説の最期編」、そして今年3月の「僕だけがいない街」など、常に追い詰められて叫ぶ役ばかりを演じているため。
「藤原は絶望を演じて叫んでも嘘くさくならない貴重な役者。今後も“叫び役”を演じてほしい」(舞台演出家)
藤原の叫び声は、一度聞けばクセになる!?