タレント・上沼恵美子が5月22日放送の「上沼・高田のクギズケ!」(読売テレビ)に出演し、男性用トイレで目撃したという氷について「なんで?」と問いかけた。
上沼は焼き鳥店を初めて訪れた際、たまたま男性用トイレの便器が目に入り、「氷がいっぱい積んである。あれ、なんで?」と疑問を口に。便器に入れられた氷の意味を問うと、お笑いコンビ・アキナの秋山賢太が「(小便が)飛び散らないように氷が吸ってくれるんですよ」と答え、相方・山名文和も「氷を溶かそうという消防者魂。そこをめがけて僕はやりたいっていう気持ちになり、清潔を保ちながらトイレができるんで」と補足。衛生面を考慮した結果、便器に氷を入れるようになったという。
男性用トイレの実態を知りようがない上沼はこの説明を受け、「逆に飛ぶような気がする。違うんだ」と驚きと納得のリアクション。ただ、「あれを見て、水割りをやめました。席について、同じ氷ちゃうかなと思って」と、氷を使用するメニューの注文を躊躇するようになってしまったと嘆いていた。
「ネット上には、ほかにも『小便器の氷はアンモニア臭の軽減が主目的らしいですね。雑菌の繁殖が抑えられて、その他の臭いの軽減も得られるのでしょう』『用を足している時にムワッと来る臭気を抑えられるとも聞きました』『酔って用を足した後に水を流さない人がいるからです。最新のものは探知して水が流れますが、旧式はボタンを押さないと流れないので、わざと氷を便器内に入れています』『尿が乾燥して便器にこびり付かないようにするためだと思う』など、さまざまな意見が寄せられました。衛生面のケアに加え、消臭や水の流れなど、氷の設置によって多くのメリットが生じているようですね」(テレビ誌ライター)
トイレを少しでも清潔にしておきたいという店舗側の努力と工夫が“氷のナゾ”に対する答えだったようだ。
(木村慎吾)