「鎌倉殿の13人」八重の危機で「目を離していた」視聴者続出のワケ

 5月29日放送のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第21話「仏の眼差し」で川に取り残された子どもを助けるために命を落とした新垣結衣演じる八重。ネット上には放送直後から「八重さんロス」を嘆く声があふれ返った。

 孤児の世話をしていた八重はこの日の放送で、八田知家(市原隼人)から新たに鶴丸(佐藤遙灯)を託される。ある日、子どもたちと川遊びに出かけた八重は、川の中に取り残された鶴丸を発見。果敢に川の中へ。八重と鶴丸の状況に気づいた山本耕史演じる三浦義村は川の中に入り、鶴丸を先に抱えて陸へと運んでから八重のいた場所を振り返るが姿は見えず。川下を探すと命を落としていたのだ。

 番組の公式ツイッターには新垣が「鶴丸と出会った瞬間は『(かつて失った息子の)千鶴丸(太田恵晴)と名前は似ているな』というようなことは思ったかもしれませんが、そこまで運命というものは感じていなかったと思います。でも、鶴丸が溺れてからのシーン、川のシーンでやっぱり千鶴丸と鶴丸がしっかり重なってしまって、周りが見えなくなるというか、千鶴丸が自分のもとから離れてしまった時に一瞬、八重の中で時間が戻ってしまったような感じだったのかなと思います」と音声でコメント投稿している。

「ネット上には八重が亡くなったことを嘆く声と同時に、鶴丸と八重を助けるために上半身マッパになって川の中に入った山本演じる義村に対し『山本耕史の筋肉美に目を奪われてしまい、八重さんから目を離してしまった我々視聴者にも責任あり』『山本“義村”耕史のマッスルボディに視線が吸い寄せられているうちに八重さんが大変なことに』『義村の大胸筋に見とれていたら八重が‥‥』など、立派に鍛え上げられたボディを称賛する声が相次いでいます」(女性誌記者)

 あれだけの身体をしていれば、鶴丸と八重を左右の肩に抱えられそうだった山本演じる義村。八重にはあともう少しだけでも、息子の金剛(森優理斗)と幸福な時間を過ごしてほしかった。

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