仕事が遅いと、いつも残業になってしまいますし、何より精神的にも体力的にも疲弊してしまいますよね。そんな人にとっては、仕事の速い人が羨ましくて仕方がないのでは。では、どうすればそのようになれるのか。きっと秘訣があるのかもしれません。そこで、仕事の速い人がこだわっている“マイ・ルール”を集めてみました。
■図で考える
三菱総合研究所主席研究員の奥村隆一さんの著書「仕事が速い人は図で考える」(KADOKAWA刊)によると、図を描くと瞬時に答えが導き出せることから、仕事のスピードが上がるとか。例えば、問題を改善したいときにはツリー図、問題を解決したいときにはフロー図、対策やアイデアを出したいときにはマトリクス図を使って考えるといいそうです。考えをまとめるスピードが速ければ、仕事も効率よく進められますね。
■一ヵ所に時間とエネルギーをつぎ込まない
放送作家でコンサルタントである野呂エイシロウさんの著書「入社1年目から差がついていた! 行動が早い人の仕事と生活の習慣」(すばる舎刊)によれば、決断の早さも重要なんだとか。見込みがないと感じたときには、あきらめたほうがいいとのこと。釣りをイメージしてみてください。なかなか魚が釣れない場所があるなら、その場所をあきらめてさっさと移動したほうが得策ですよね。あきらめが悪く、ねばって成功する人もいますが、これは見方によっては“出遅れる”ことにもなってしまいます。
■自分で仕事を作り出す
国際ビジネス経営コンサルティングを行う浜口直太さんの著書「仕事が速い人のすごい習慣&仕事術 残業せずに目標を達成する技術」(PHP研究所刊)によれば、仕事が速い人は自分で目標を設定し、自らすべき仕事をみつけて作り出すのだとか。指示待ちではなく、自分から上司に提案することで仕事が進み、早く成果を上げることができるそうですよ。
どれも有意義な方法だと思われるので、ぜひ試してみてくださいね。