7月19日に放送されたドラマ「せいせいするほど、愛してる」(TBS系)の第2話の視聴率が7.4%だったことがわかった。同ドラマは第1話から視聴率を下げている。
「『せいせいするほど、愛してる』は、初回放送で視聴率9.3%を記録していましたが、2話ではガクッと数字を下げました。一方、同時間帯に放送されているサスペンスドラマ『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(フジテレビ系)は初回9.6%から、2話の9.2%と、そこまで数字を下げておらず、今後はさらに引き離される可能性があります」(テレビ誌記者)
同ドラマは、高級ジュエリーブランドのティファニーが全面協力しており、ティファニージャパンの広報部に勤める主人公(武井咲)が、既婚者である副社長(滝沢秀明)と、禁断の恋に落ちるという物語。しかし、不貞行為を前面に押し出した物語と安っぽい台詞に、ドラマを見た視聴者からは「ティファニーのイメージが下がった」との声が多く飛び交っているという。
「ドラマでは主人公みずからが不貞相手に立候補するなど、昼ドラを彷彿とさせるチープな台詞が飛び交っており、視聴者の苦笑を誘っています。またティファニーが全面協力しているにもかかわらず、主人公を取り巻く役員の態度が悪印象に描かれているなど、ブランドイメージを下げるような内容を連発。そのため視聴者からは『ティファニーは不貞を推奨する会社なのか!』『上層部ってあんな嫌味な会議してるの?』『不貞推奨企業の指輪なんて買いたくない』とティファニーへ対するネガティブな発言が殺到する事態となっています」(前出・テレビ誌記者)
今年は様々な芸能人が不貞疑惑で週刊誌を騒がせているため、この話題にはもうウンザリしている視聴者も多いという。
せめてドラマが王道のラブストーリーならば、ここまでティファニーが非難されることはなかったのかもしれない。
(森嶋時生)