King & Princeはジャニーズの王道といえる“キラキラ王子様部門”をグループ全員で担当している。今年は初の4大ドームツアーを成功させて、冠レギュラー番組「King & Princeる。」(日本テレビ系)も順調。メンバーの平野紫耀、永瀬廉、高橋海人、岸優太、神宮寺勇太はドラマやCM、映画にソロでも起用されている。
そんななか、唯一ソロでラジオパーソナリティを務めているのが永瀬。関西ジャニーズJr.出身の巧みな話術を生かして、3年前に抜てきされた。その人たらしぶりで、ジャニーズタレントでずば抜けて人見知りである先輩のKis-My-Ft2・玉森裕太を“オトした”ほどの強者だ。
ジュニア時代、玉森の主演ドラマ「信長のシェフ」(テレビ朝日系)で初共演。14年のジャニーズ伝統ミュージカル「DREAM BOYS」で、初めてしっかり共演した。同作は玉森主演だったため、キャストとの親睦を深めるためにあえて距離を縮めた。
「その4年後、永瀬が食事に行きたい空気を出していたため、『メシ行くか?』と誘い、帰りたくなさそうな雰囲気だったため、『帰れないならうち泊まるか?』と誘わざるをえない展開にもっていかれたそうです。互いにゲーム好きなので、玉森宅でゲームに興じたそう。プレイ中は永瀬が先輩の玉森にタメ口で相槌を打つなど、なれなれしかったとか」(アイドル誌ライター)
永瀬は自身のラジオ「King & Prince 永瀬廉のRadio GARDEN」(文化放送)や雑誌、ジャニーズ公式サイトのコラムでさかんに、玉森こと「玉さん」の名前を出す。永瀬が入所した11年にキスマイがデビューしたことを考えれば、2人の年齢差、キャリア差は明らか。それでも、鋼のメンタルを持つ永瀬のほうから図々しく声をかけるという。
「しかしコロナ禍もあって、最近の玉さんは再び“人と会いたくない病”が発病。それでも永瀬は負けず、大学時代の親友を招待して3人でオンラインゲーム。あの手この手で、玉さん愛を貫いているそうです」(前出・アイドル誌ライター)
一部のジャニオタを萌えさせている“たまれん”コンビ。今ではキンプリ、キスマイともに全国のドームを埋められるまでになった。芝居で再共演を望む声が多いという。
(北村ともこ)