タレントの保田圭が6月16日、ラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」(TOKYO FM)にゲスト出演。自身の子どもがアイドルを志望した場合について語った。
パーソナリティを務める乃木坂46の山崎怜奈から「お子さんがアイドルやりたいって言ったらどうしますか?」と質問された保田は、「あ~考えますね」としばし熟考。保田は自分もモーニング娘。として活動していたためダメとは言えないとしつつも、「でも甘い世界じゃないよと言います。結構、大変だよって言います」と明かした。
山崎はさらに「その中で生き抜くためにいちばん必要なことってなんですか」と質問。保田の答えは「いちばん大事だったなと思うことはコンプレックスをプラスに変えることです」というもの。保田によるとモーニング娘。在籍時はグループの中で8人いたら8番目だと言われて活動していたという。保田はコンプレックスを抱きつつも「でも今はバラエティで『写真集とか全然出せなくて‥‥』とか『スポットライトも全然当たってなかったです』とか『ジャケ写(の自分の顔が)半分切れてたんです』とか言うことで笑ってもらえたりとか、コンプレックスが笑いに変わったので、それが今となってはありがたいなと思います」と振り返った。保田はさらに「その時は傷付きますけど、後になってみたらそれも全部ありがたいネタですよね」と語った。
ネット上では、《この子のポジションは美味しいだろうけど、しんどかったろうな》《『うたばん』で弄られたからこそ、圭ちゃんのキャラは確立された》《臨機応変さと鋼のメンタルが必要》など同情や共感の声が続出した。
「モーニング娘。時代の保田といえば10年まで放送されていた『うたばん』(TBS系)での“イジり”が有名です。MCの中居正広ととんねるず・石橋貴明の2人によって『ケメ子』『保田大明神』といったあだ名を付けられ、芸人のような扱いを受けても、投げられたパスを全力で返し続けたことでグループだけでなく保田本人の知名度も大幅にアップしました」(芸能記者)
とはいえ、自分が受けた“イジり”を娘に経験させたいとは、さすがに思わないようだ。
(柏原廉)