お笑い芸人のくまだまさしが6月20日、「痛快!明石家電視台」(MBS)にゲスト出演。MCの明石家さんまも太鼓判を押す“営業必勝法”を語った。
くまだは「さんまとマッチングする中堅芸人は誰だ!?」という企画で登場。“営業の神様”“吉本一の営業マスター”として紹介されたくまだは、「吉本に6000人ぐらい芸人がいて、私、営業行ってる回数、ナンバーワンです」と自負し、年間ステージ数は700~800あると告白。生の舞台をもっとやってみたいというさんまにも、「私と一緒に営業回りません?」と誘いつつ、さんまとの共演を想定したポスターまで自作。さらに自身の営業先での“必勝法”を紹介した。
くまだによると1つ目は、「物をあげりゃいい」であり、実際に営業先では自作のポスターやお面を用意し、それを観客に配っていることで大ウケしているという。2つ目は「とにかくお礼メール」で、「営業に呼んでくれたクライアントさんに僕はもう毎回毎回お礼のメールを」送っているという。さんまからは、「クラブのママのやり口」とツッコまれつつも、くまだは例文を紹介。その中でくまだがいちばん大事という箇所が最後の文面で「『これからもよろしくお願いします』とは言わないんです。『一生お願いします』」と書くとのこと。くまだは「これで向こうもちょっと笑顔になり、またくまだを入れようということで」と効果があることを力説。最終的にさんまからも「これは偉い!」と称賛されていた。
視聴者からはネット上で《人を笑顔にできるっていうのがいいね》《マネージャーさんや事務所に任せず、自分でお礼のメールを送るんだ。すごいね》《くまだまさしのビジュアルで来られたら冷たく出来ない》など納得の声が続出。また《闇営業問題から見事復活したね》といった声もあった。
「くまだは19年に発覚した吉本芸人の闇営業問題の当事者であったため、同年6月から8月まで約2カ月間謹慎しています。その翌年にはコロナ禍が襲ったため営業の仕事が激減し、最盛期は月収200万だったのが4万円にまで下がったことを告白。さらに“コロナうつ”と診断されてしまうほどまで追い詰められていたとか。そこから再び盛り返したわけですから、くまだの営業必勝法は本当に効果があるのかもしれません」(芸能記者)
「一生お願いします」は営業職にとって新たなパワーワードになるかも?
(柏原廉)