「鎌倉殿の13人」頼朝の絶命に納得の声「耳鳴りは前兆か」「大泉うまい」

 6月26日放送のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」第25話で大泉洋演じる源頼朝が絶命した。1話分をたっぷり使った「頼朝のフィナーレ」は、改めて大泉の演技力の高さと大河ドラマらしい気の利いた演出に称賛の声があがっている。

 これまでは血を分けた兄弟や身内でも平気で殺害を指示し、文字通り自身の地位を死守してきた頼朝。相模川にかかる橋の落成式の帰り、安達盛長(野添義弘)に馬を引いてもらいながら後悔を交えた思い出話をしているうちに、ふと手の感覚がおかしくなったかと思うと、今度は呂律が回らなくなり落馬。そのまま目を開けることはなかった。

 この日の放送では、序盤から耳鳴りを気にしていた頼朝。ネット上では「落馬で致命傷を負ったのではなく、脳梗塞で絶命して落馬したということか。耳鳴りはその前兆だったんだな」などと納得する声が数多くあがっている。

「小栗旬が主役とはいえ、これまでの実質的な主役は大泉。『大泉洋が頼朝でよかった』『冷酷無比な殿の表情から穏やかな人間くさい表情になって神に召された頼朝。「大泉演技うまい」と思った』『好感度大好き芸能人の大泉が、好感度を手放してまで演じただけのことはあったと思う。亡くなった時には泣くほど感情移入してた』『大嫌いと思っていた頼朝だけど、いなくなったらもう恋しい。次回からは義時の夢枕に毎週立ってほしい』といった声があがるのも当然かもしれません。また、まるでコントのようだった政子(小池栄子)と頼朝の“しみじみの応酬”にも『あのシーンがあったからこそ、人間味を取り戻した頼朝の死が心に沁みた』『頼朝と笑顔でしみじみしてた政子がこれからどう変身するかワクワク』といった声があがっています」(女性誌記者)

 義時以外の主要登場人物らが耳にした、頼朝の絶命を知らせる「鐘の音」。なぜ義時だけには聞こえなかったのか、今から伏線回収が楽しみだ。

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