ほかの夏ドラマより少し遅れてスタートした永瀬廉主演「新・信長公記」(日本テレビ系)。名だたる戦国武将のクローンたちが大集結する銀杏高校の特進クラスに入学してきた紅一点、日下部みやびを演じている山田杏奈。
前クール放送の木村拓哉主演「未来への10カウント」(テレビ朝日系)では、離婚したものの母親に復縁を迫るモラハラDV父と戦うためにボクシングを始めた女子高生・水野あかりを好演。また、5月7日から6月4日まで放送された「17才の帝国」(NHK)では、近未来が舞台のAIによって総理大臣に選出された真木安蘭(神尾楓珠)からの、直々のオファーにより総理補佐官となった茶川サチと、7年前に亡くなった真木の友人をAI化させた「スノウ」の2役を熱演し、話題となった。実年齢21歳の山田は、まだ高校生の制服を着ても違和感がないため、今後もしばらくは高校生役が続くのではないかと思われる。
「ネット上では、山田に対して両極端な意見が指摘されています。『杏奈ちゃんの演技力の高さは安定してるから見てて安心』『トンチキドラマで唯一の普通高校生キャラの山田杏奈。優等生感がすごく似合ってる』といった称賛の声もあれば、『このドラマに山田杏奈は必要? すごく邪魔だと思う』『山田杏奈に華がない。ほかの出演者たちに埋もれてる』『山田杏奈は玄人ウケがいいらしくていつもいい役で癇に障る』といった批判の声まであるのです。山田が劇中で『敦盛』を歌うシーンについては、多くの視聴者から『寒い』と一刀両断されています」(女性誌記者)
織田信長を演じるKing & Prince・永瀬だけでなく、豊臣秀吉を演じるなにわ男子・西畑大吾とも共演シーンが多い山田。ジャニーズ俳優部との共演を許されている女優として、今後の仕事も安泰だろう。