「恋は長続きしない」という言葉をよく耳にします。確かに、実体験から「その通り!」と感じるものですが、実際なぜ長続きしないのでしょうか。不思議ですよね。
その理由はPEA(フェニルエチルアミン)というホルモンに関係があるようです。これは、分泌されると“目の前の人に一目惚れしてしまう”といわれている物質。恋をしたり、恋愛の高揚感を味わったりすることで分泌されるようです。
でも、恋愛の高揚感って決して長続きするものではありませんよね。『大人の色気スクール』校長で恋愛つやコンサルタントでもあるおかざきななさんの著書「男のモテテク」(秀和システム刊)によると、PEAは3年間が賞味期限といわれているそうです。であれば、恋が長続きしないのも納得できますね。
とはいえ、3年というのは意外と長いものです。うまくコントロールすれば、その都度“トキメキ”は得られるかもしれません。PEAは、緊張感のあるときや不安や恐怖にさらされているときにも分泌されやすいといわれています。もしPEAを分泌させたいなら、意識的にそうした状況をつくってみるのもいいのではないでしょうか。