お笑いコンビ・TKOの木下隆行が8月1日、自身のYouTubeチャンネル「TKO木下のキノちゃんねる~天まで届け~」を更新。相方・木本武宏が起こした投資トラブルについて謝罪すると同時に、コンビ再始動について言及した。
木下はこの日、「TKO木本についてお話しさせて頂きます。」と題した動画を公開。木下は白シャツ姿で冒頭から「今回は相方・TKO木本が世間をお騒がせしましてすいませんでした」と謝罪。同日、木本が雑誌のインタビュー記事という形で自身の考えを世間に発表したため、その後ならと思い、発信することにしたという。
木下によると、ある時、木本から電話で話したいとLINEが来たといい、その際に投資トラブルの詳細や松竹芸能を退所したことなどを聞かされたという。木下はさらに自身が松竹芸能に戻れるように木本が動いてくれていたことを告白。その矢先の騒動だったという。
木下はトラブルを起こした木本について、「ホンマ、アホやなと思います」と厳しい評価ながらも、木下の人がよすぎる人柄についてエピソードを語りつつ擁護していた。
木下は今後のTKOについても言及し、木本に「どうする?」と聞いたところ、「これからTKOやっても返せるような(額の)お金じゃないかもしれない」と回答。木下はさらに「TKOどうしたい?」と聞くと、木本からは「もう一度TKOっていうのを復活して、このままやっていきたい」と返ってきたという。
それを受けて、木下は「僕自身、僕の不祥事があった時に木本はTKOっていう名前を残してくれてました。僕はそれがあったから前に進めましたし、頑張れました。腐らずYouTubeができましたし、僕なりにコラボという形で人脈を作れたのは木本がTKOという名前を残してくれたからやと思います」と感謝。続けて木下は、「なので、今回もTKOという形を残してやっていきたいと思います」と決意を新たにしていた。
ネット上では、《一度失敗しても立ち直った時がどうかだと思います。あきらめず立ち直って下さい。いつかまたTKOのコンビを観たいです。頑張れ》など応援の声も多かったが、《今からいろいろ出てくると思うので2~3カ月待ったほうがよかったのでは?》《焦らないで事態が落ち着くまで待ったほうがいい。世間がいちばん怖い。関係なくても興味なくてもクレーム出すんだ》《今はまだそんなこと言う段階ではないと思いますが?》など時期尚早とする声も多数あがった。
「ニュースサイト『NEWSポストセブン』では同日、5時間に渡る木本の独占インタビューを配信し、木本も個人事務所を通じて『お詫び』と題した声明を発表しました。その中では会見を開いても答えられない事項が多く、事務所を退所したためスタッフが不足していること、コロナ感染症対策上すぐには行えないことなどを理由に会見は未定と発表しました。
これに対して、一部で《会見回避は悪手》《木本の“立替返金”について、個人弁済は法令違反になるのでは?》《手数料とかを受けていないにしても、集金の窓口であったことは事実なので何かしらの処罰があるのでは?》といった声も上がっていました。
木下の動画からは木本を擁護したい気持ちが感じられましたが、コンビ復活にまで言及するのは時期尚早だったと言えるでしょう」(芸能記者)
コンビ活動再開前に2人とも“TKO”とならなければよいが‥‥。
(柏原廉)