NMB48・渋谷凪咲にとって、給料にまつわるトークにはほろ苦い思い出があるという。
ほんわかとした柔らかい言葉遣いや、天然なキャラクターで男女から人気を集め、センスのある大喜利回答でも実力を発揮する渋谷。今やバラエティ番組で引っ張りだこの超人気アイドルとなったが、その多忙ぶりが災いし、NMBの他メンバーとは収入面で大きな差が開いたという。
8月13日放送の「かまいたちの机上の空論城」(関西テレビ)では、そんな大活躍中の渋谷の稼ぎっぷりに関する話題となり、お笑いコンビ・かまいたちの山内健司、濱家隆一、野性爆弾・くっきー!らは興味津々に。
しかし、渋谷はあまり生々しい金額を打ち明けることに乗り気ではないようで、NMBの給料システムが「歩合制」であることが大きな要因だという。「1回、番組でかまいたちさんがゲストで来て、3人メンバーがいて、1人ずつお給料を言っていくみたいな時に、(渋谷が月収を)言ったら本当にメンバーが引いてて。これが世間のリアクションなんだと思ったら、絶対に言わないほうがいい」と、ほかのメンバーとの金額に“引くほど”の差があったと振り返った。
山内も当時の緊迫した現場の雰囲気を思い出し、渋谷の告白した給料は「ほかのメンバーの4倍くらいもらってた」と説明。続けて、「たぶん、凪咲的には『ちょっと、なんであんただけそんなもらってるのー!』とかメンバーから言われると思って、(正直な金額を)言ったと思うんですけど」と渋谷がバラエティ特有のノリを期待していたはずだとしたが、肝心のほかのメンバーは全員ドン引きし、「めっちゃもらってるやん‥‥。私たち、何なん‥‥」と、どんよりしたムードになったという。
「実際、渋谷だけが抜きん出た仕事量をこなし、NMB48でダントツの知名度を誇ることから、4倍の収入差は当然といえば当然でしょう。しかし、その金額は周囲の想像を超えるレベルのようで、昨年3月放送の『坂上&指原のつぶれない店』(TBS系)では、前月の給料を聞かれ、『○○○万円でした』と“3ケタ万円”だったと告白。放送ではピー音で消されたものの、実際の金額を聞いたアイドルの先輩・指原莉乃も『えーっ!』と仰天し、MC坂上忍も驚き。あまりの額にケンドーコバヤシからは『こういう時は2割減で言うもんやで』と突っ込まれていました。
NMBのほかのメンバーだけでなく、業界人からもドン引きされてしまうことを学んだのか、今年1月30日放送『世界のヤバすぎ!? プライスクイズ』(フジテレビ系)では、チョコレートプラネット・長田庄平からストレートに収入額を聞かれるも、『私たちはキャンディしかもらってないので』と巧みに回避。『給料、キャンディなの?』と驚かれ、『はい、いちごキャンディ』と煙に巻いていました。
しかし、キツかった仕事のエピソードトークとして、『心霊ロケでオバケに取り憑かれた』体験を振り返り、洞窟を探索したところ、『急に涙があふれてきて。自分の感情じゃない涙でパニックになっちゃって。霊がくっついているって言われて。除霊してもらったらすぐに泣き止みました』と説明。長田から『キャンディでそんな仕事しちゃダメだよ』と突っ込まれていました」(テレビ誌ライター)
あまりの稼ぎっぷりで、ほかのメンバーによる生霊や怨念に悩まされないことを祈るばかりだ。