8月17日放送の番組「上田と女が吠える夜」(日本テレビ系)で、MCのくりぃむしちゅー・上田晋也が、あるベテラン俳優との交流について告白した。
この日は、俳優のえなりかずきがゲスト出演。上田は、えなりに対して「毎日(LINEを)送ってくる、なんか熊がお辞儀してるスタンプ」とボソリ。それを聞いたスタジオの共演者たちは「毎日?」と驚きの表情を浮かべた。えなりは「上田さんと一緒に絵画教室に行ってるんで」「毎日(LINEをする)っていうのは、これ上田さんからですからね」と弁明した。さらにえなりは「えなりくんさぁ、やっぱ絵とか練習しないとな、うまくなんねえから。だからやっぱこれ毎日お互い送り合おう」と、毎日のLINEは上田からの提案だと暴露している。
上田とえなりは以前から親交が深い。昨年放送された「太田上田」(中京テレビ)にえなりが出演。ある日、上田から「アーチェリーの道具を買いに行こうよ」と誘われた際、えなりは買い物に行く店の目星をつけたのだが、当日、目当ての店に出向いたところ、定休日だったのだとか。この一件でえなりは落ち込み、後日スケジュールを組み直し改めて2人で店を訪れた時「申し訳なかったです。この間はお時間割いていただいちゃって」とお詫びの品を差し出したそう。しかし上田は「いや、絶対いらない」と拒否。さらに落ち込むえなりに帰宅後、上田からメールで「俺たち友達だろ? 友達にお遣い物とか渡すなよ」との文面があり、えなりはこの言葉がとても嬉しく、さらに親交が深まったという。そして、上田はえなりに“テレビで勝つ方法”も伝授しているというのだ。
「2017年に放送された同番組でも2人は共演。えなりが『僕、面白くなるためにはどうしたらいいですか』と相談を持ちかけています。これに対して上田は『まず普通のことを言う勇気を持とう』と返答。その真意として『面白いことをやろうと思っている人は、例えば“趣味はなんですか?”と聞かれた時に、ミニ大喜利みたいになっちゃう。そうではなくて、普通のやりとりを通して生み出す “何か” を目指すべき』というのです」(芸能ライター)
ジャンルの違う2人の交流は、兄貴のような上田の包容力で成り立っているのかもしれない。
(窪田史朗)