帰省シーズンのこの時期、地元で同窓会が開かれるなんて人も多いのでは。
高校を卒業したばかりのころは毎年のように再会していた友だちとも、気づけば10年ぶり、20年ぶり、はたまた四半世紀ぶりなんてこともあるかもしれない。
そんなあまりにご無沙汰な同級生と「わぁ、ちっとも変わらないね」「相変わらず、若いね」と挨拶を交わして旧交を温めるためにも、同窓会の場所選びは慎重に。
特に幹事さん、アラフォー以降の同窓会で女性を呼びたいのであれば、料理や雰囲気ばかりに気を使うのではなく“会場の照明”にも気を配ってもらいたいんです。
というのも、あれは3年前‥‥。そう話すのは故郷の同窓会に出席したことのあるSさんだ。
「雰囲気がよくて、料理もまずまずなホテルのブッフェで同窓会が開かれたのです。しかし、2時間制限のブッフェだったからでしょうか。ギンギンに明るいノーテンキな照明が容赦なくすべてを照らしてくれて、もはや女性陣にとっては罰ゲーム‥‥」
そう、あまりの会場の明るさに、学生時代は可憐で可愛かった彼女の口のまわりに薄っすら生えたヒゲはあらわになり、好きだった彼のホクロのようなものから出ている謎の毛が‥‥。
「いちばん悲惨だったのは塗り壁女。もはやお面と化したその白塗りに、淡い思いを抱いて出席した男性諸氏も、時間という現実を見たのではないでしょうか」(前出・Sさん)
きっとナチュラルメイクを誇る私のアレやコレも、皆さんに多大な迷惑をおかけしていたことと思います(自戒)。
ゆっくり話をしたくても、目に映るものがイチイチ怖すぎて落ち着かないったらありゃしない。幹事さん、すべてをありのままに照らされるくらいなら、居酒屋で十分! アラフォー世代にとっては暗いだけでもありがたいってものなんです(泣)。