嵐の二宮和也が主演した映画「TANG タング」が公開初週から大コケ。2週目も伸び悩みとかなり厳しい状況だ。
ベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選ばれた、イギリスの小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」を原作にした今回の映画。テレビでも二宮が一生懸命出演して映画の宣伝に励み、公開館数も356館とかなりの数で公開したが、初週の興行収入ランキングは6位。2週目は8位と順位を落とし、しかも公開4週目のなにわ男子の道枝駿佑が主演の映画「今夜、世界からこの恋が消えても」が7位に入り、後輩に負けるという事態になった。
「道枝の“下剋上達成”などとも揶揄されました。道枝の映画もそれほど評判はよくないのですが、それ以上に二宮の映画がダメな状態なんです。何と言っても口コミがよくない。ファンと見られる人は大絶賛していますが、そのほかの口コミは散々。この調子ではヒットの目安とされる興収10億円突破は厳しそうです」(芸能関係者)
すべての映画がヒットするわけではないが、これだけ宣伝して、お金をかけて力を入れたのにこれでは目も当てられない。
「役者の名前で客が呼べるという時代が終わったという証でしょうが、二宮に恥をかかせるわけにはいかないと、二宮ファンと思しき人たちが必死にネットなどで、皆で観に行こうと呼びかけています。そうはいっても、あまり盛り上がってはいないので、どこまで功を奏するかはわかりませんが」(前出・芸能関係者)
二宮は年末にも主演映画「ラーゲリより愛を込めて」が公開される。
「かつての『硫黄島からの手紙』のように戦争ものですから、ヒットは間違いないと言われています。しかし、今年1月の正月特番の主演ドラマ『潜水艦カッペリーニ号の冒険』(フジテレビ系)は戦争ものでしたが低視聴率でしたから、過度な期待はしないほうが良さそう」(芸能記者)
アカデミー賞俳優がどこまで意地を見せられるか。