8月31日放送のNHK朝ドラ「ちむどんどん」で、衝撃的な展開が待ち受けていた。
沖縄料理店「ちむどんどん」開店に向けて奔走する身重の暢子(黒島結菜)。沖縄からやってきた妹の歌子(上白石萌歌)がスタッフとして働くことになり、暢子にとっては心強いばかりだ。
開かれた歌子の歓迎会。盛り上がるなか、歌子はたい焼きを買いに、歌子との仲が深まりつつある智(前田公輝)は追加のお酒を買いに、外に出る。買い物を済ませ、歌子が店に戻ろうとすると、店内から思わぬ話が漏れてくる。「智は暢子ちゃんにフラれたから、妹の歌子ちゃんに乗り換えたわけ?」「違う違う。昔は暢子ちゃんのことが好きだったけど、今は歌子ちゃんのことが好きなわけ!」「つまりは、姉の“お古”。おさがりの智と‥‥」。
これにはさすがに暢子の夫・和彦(宮沢氷魚)も「やめてください」とたしなめ、沖縄県人会会長の三郎(片岡鶴太郎)も「悪酔いだ。黙ってろ」ととがめるのだった。
次の日、昼食に暢子の作ったラフテーを食べる歌子と智、そしてスタッフの矢作(井之脇海)。そんな時に限って、智の話題は暢子のことばかりで歌子は早々に、部屋に引き上げてしまう。様子のおかしい歌子を心配した智は部屋まで行き、話しかけてみるが、歌子はスネてしまい、ついには口ゲンカに発展。「勝手にせえ!」と言い残し、出ていく智。
ため息をつきながら道端を歩く智がよそ見した瞬間に、車のクラクションが。そして、すれ違った男性の「危ない!」という叫び、地面に落ちる智の帽子‥‥。
次のシーンでは、「ちむどんどん」にかかってきた三郎からの電話で、暢子は智が“瀕死の重体”であることを知るのだった。
「放送時間残り30秒での急展開でした。視聴者も、さぞ驚いたかと思いきや、非常に冷静‥‥というか、冷めたコメントがネット上には多数書き込まれています。ツイッターのトレンドにも入った“瀕死の重体”ですが、重体自体に瀕死の意味も含まれており、あえてその言葉を使ったところが怪しいとして『あわてた暢子の聞き間違いというオチでは』と予想する声が散見されます。また、瀕死の情報を受けた暢子の反応に悲壮感がなく、ただ驚いただけの様子だったので、歌子に智の心配をさせるための演技なのでは、と疑う意見もありました」(芸能ライター)
朝ドラに続く番組「あさイチ」の冒頭では、智が事故に遭うシーンについて博多大吉も「教習所で見るビデオみたいな‥‥」「あんまり車が来るような道じゃなかった」とツッコむ始末。
明日、どんな展開が待ち受けているのか。