竹内涼真主演ドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系)の第10話が9月8日に放送され、平均視聴率は9.9%だった。
料理対決番組では「二代目みやべ」に負け続けた長屋。その裏で長屋茂(香川照之)は、投資家を使い宮部新(竹内涼真)に嫌がらせを画策していた。
頭を抱えるみやべのスタッフだったが、「二代目みやべ」の近所をうろつく謎の老婦人・田辺弘子(倍賞美津子)が不動産業界の大物で不動産投資会社の会長だったことがわかる。麻宮葵(平手友梨奈)は、さっそく田辺のもとに向かい、救いを求めるのだった。
料理対決の最終日を前にして、長屋龍二(鈴鹿央士)は、必ず勝てる秘策があると言い出す。それは、料理対決で“美人料理人”として話題になっていた綾瀬りく(さとうほなみ)が、性別適合手術を受け女性になったトランスジェンダーであるという事実をネットに流し、綾瀬を動揺させるという姑息な手段だった。
麻宮は綾瀬を励まそうと「私はダイヤモンド」という詩を朗読。そのシーンに視聴者からは「最後の詩、すごくグッとくる」「葵の詩がよすぎて泣いた」など大きな感動を呼んだ。
「この詩は実在するものではなく、本ドラマの原作者であり脚本家のチョ・ガンジンのオリジナルです。『六本木クラス』の原案となった韓国ドラマ『梨泰院クラス』の挿入歌『石ころ』もこの詩をもとに作られました。この詩は、韓国でも当時、大変話題になりました」(テレビ誌ライター)
次回からはいよいよ最終決戦となる。どんな結末を迎えるのか、大いに気になるところだ。