9月19日放送のバラエティ特番「お笑いオムニバスGP」(フジテレビ系)に出演したお笑いコンビ・ラパルフェ都留拓也。名前を聞いてもピンと来ない人でも、阿部寛や森泉、映画「トイ・ストーリー」のウッディのものまねをする芸人だと言えば通じるのではないだろうか。
そんな都留がこの日の放送でしっかり爪痕を残せたのではないかと、ネット上で話題になっているようだ。
この日放送されたのは、「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)の人気コーナーを令和版として進化させた「2億4千万のものまねメドレーGP」。都留は郷ひろみの大ヒット曲「2億4千万の瞳‐エキゾチック・ジャパン‐」のメロディに乗って「トイ・ストーリー」のウッディで登場すると、ドラマ「下町ロケット」(TBS系)での阿部寛⇒お笑いコンビ・錦鯉の長谷川雅紀⇒とんねるずにマグロを買わされる大泉洋⇒P&GレノアリセットCMでの滝藤賢一⇒お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズのナダル⇒ドラマ「ドラゴン桜」(TBS系)での阿部寛⇒根強い人気の深夜バラエティ番組「水曜どうでしょう」(HTB系)での大泉洋⇒ミュージシャンで音楽プロデューサーのヒャダイン⇒モデルでタレントの森泉というメニューでものまねメドレーを披露。演じた後のインタビューには森泉のものまねのままで応じた。
「審査委員として出演していた石橋貴明をはじめ、先輩芸人にあたる麒麟・川島明、おぎやはぎ・小木博明、平成ノブシコブシ・吉村崇、ナイツ・塙宣之、土屋伸之は都留のものまねに大笑い。しかし唯一、チョコレートプラネット・松尾駿だけは『これは自分のポジションがヤバい』とでも言いたそうな、とても神妙な面持ちで都留を見ていたんです。相方の長田庄平は石橋らと同じく大笑いをしていましたから、チョコプラ2人のものまねに対する姿勢の違いも垣間見えたような気がしました」(テレビ誌ライター)
2016年12月6日放送の「ものまねグランプリ」(日本テレビ系)の敗者復活戦で松尾がIKKO、長田が和泉元彌のものまねを披露して話題になり、そこから急激にメディア出演が増えたチョコレートプラネット。ラパルフェで都留の相方を務める尾身智志は、「理想はチョコレートプラネットさんのようになりたい。ネタで結果を出して評価され、ものまねなどの本ネタ以外の部分でも注目されて総合力でまた評価される。そんな形になれれば」と公言している。チョコプラもうかうかしていられないだろう。