モデルの滝沢カレンが9月19日、「パンサー向井の#ふらっと」(TBSラジオ)に生出演。「敬老の日」にちなんで祖母とのエピソードを語った。
番組では祖父母とのエピソードトークを展開。滝沢の祖母はとにかく厳しい人だったそうで、幼い頃から「お前はどこまでいっても底辺だ」「戸籍抜くぞ」「戸籍抜いてからやれ」などと言われていたことを告白。滝沢は「おばあちゃんからあまり甘い言葉、優しい言葉、うれしい言葉っていうのがなくて」と振り返った。
具体的には、「バレエを辞める時だったり。ピアスを開けたいって相談した時も『もしもピアスを開けたらお前は不良だ、戸籍抜くぞ』って言われたり」と明かしつつ、ほかにも「どこに行っても怒られるし、どこに行っても大ごとになってしまう‥‥小さなことも」と回顧。恋愛についても「好きな人ができたとか言うとそれもまた『不良だ』って言われて。『そんなに好きな人と付き合いたいなら戸籍を抜くぞ』とか。そういうことをすごく言われるおばあちゃんだったなって今、思い出しましたね」など衝撃のエピソードを披露した。
パーソナリティを務めるパンサーの向井慧が「厳しい愛情っていうのもあると思う」とフォローすると、滝沢は「もちろんそうです! 本当に(戸籍を)抜くわけじゃないと思います」とあくまで言葉が強かっただけであることを強調。しかし、ネット上では《ひどい》《それはただの精神的虐待だよ》《言うこと、タチ悪くない?》《厳しすぎる。歪まないで育ってよかった》など否定的な声が続出した。
「滝沢は祖母が厳しかったことを過去にテレビでも明かしていますが、嫌っていたわけではないようです。18年6月に放送された『ザ・発言X あの言葉で人生が劇的に動いた!』(日本テレビ系)に滝沢が出演した際に語ったエピソードによると、滝沢が芸能界入りを目指す時に祖母から猛反対されたそうで、結局直接理解を示されることなく祖母は他界。しかし、遺されていた祖母の遺品には、滝沢がモデルデビューした時の写真パネルなどが含まれており、陰ながら祖母が応援していたことが判明したそうです」(芸能記者)
滝沢と祖母の間には、周りの人間には見えない確かな絆があったようだ。
(柏原廉)