年内をもって解散することが正式に発表された人気グループのSMAP。解散はするものの、メンバーの中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾全員が、ジャニーズ事務所との契約は継続するという。
世間からは「世界に一つだけの花が枯れた」「日本の宝がひとつ消えた」など惜しむ声が多数みられたが、何といってもネット上を騒がせているのは“誰がSMAPを解散に追い込んだのか?”ということだ。
芸能ジャーナリストは「マネジャーのI氏が悪い」と断言する。
「ネット上では副社長のメリー氏やジュリー氏、木村が悪いなどの声もありますが、そもそも分裂のきっかけを作ったのはI氏です。芸能界で人気者になると、そのギャラを巡って親が口出しをしてきて、その結果つぶれていくケースは少なくない。今回の場合、親でなくマネジャーがその役割をしたってことですよ。SMAPの躍進で、I氏の力は大きくなっていきました。事務所の中でも『SMAPはI氏所属で子会社のようなもの』といわれるほど、自由に活動してきた。それほど優遇されていたのに、I氏はさらなる欲を抑えきれなかった」
中身は全く同じCDのジャケット写真だけを変えて何種類も出し、購買意欲を掻き立てるような手法も事務所の方針とは合わなかった。
「ジャニーズファンは若い子が多いのに‥‥というのが事務所の考え。でも、I氏は強硬手段に出た。それが事務所との軋轢を生んでしまった」(前出・芸能ジャーナリスト)
いずれにせよ、メンバーがSMAPの生みの親であるジャニー氏の元に留まっていることが、せめてもの救いかもしれない。