14日のSMAP解散発表を受け、ジャニーズ事務所所属のタレントが、それぞれ出演する情報番組のなかで次々とコメントを発表した。
TOKIOの山口達也は「これがいいのか悪いのかという判断は誰もがしちゃいけない」と心境を明かし、KAT-TUNの中丸雄一は「悲しいし泣ける」とフクザツな心境を言葉にした。
そんな中、解散について長々と語り“異彩”を放ったのがTOKIOの国分太一だ。
国分は自身がMCを務める「白熱ライブ ビビット」(TBS系)で「僕は信じていました。こういう結果になってしまって非常に残念ですし、ショックです」と切り出すと、SMAPの歴史をまとめたVTRを見た後に「まだ信じられない。本当に解散するのか。半信半疑です」と、その後もコメントを続けた。挙げ句、1月に放送されたSMAPの“公開生謝罪”についても言及しはじめたのである。
「他のジャニーズ所属タレントがほんの一言のコメントであるのに比べると、国分のコメントは異常なほど長い。自分の番組だからしゃべらない訳にはいかないという側面はあるにしても、コメントしすぎです。そのため、これを機会に芸能界、とりわけジャニーズ関連ニュースの“御意見番”を狙っているのではと勘ぐる声も出ています」(週刊誌記者)
御意見番は言い過ぎにしても、SMAPの解散を利用しているのは確かなようだ。国分は演技がうまいわけでなく、TOKIOの音楽面での貢献も低い。司会もSMAP中居やV6井ノ原快彦に比べると評価はいまいち。そんななか積極的に話題作りをすることで芸能界の荒波を巧みに泳ぎ切ってきた国分にとってSMAP解散は“おいしいネタ”に違いない。利用しない手はないはずだ。
「国分ほど自身のプロデュース、イメージ戦略に積極的なジャニーズタレントはいないでしょう。5年ほど前のことですが、当時おしゃれと評判で売れていたファッション誌に国分サイドから連載をやらせてほしいという打診があったそうです。とりたててファッションに詳しい訳でもない彼がどんな連載を持つつもりなのか編集者が尋ねると『連載の企画は編集部で考えてくれ』と言われあぜんとしたそうです。つまり、そのファッション誌のイメージと人気にあやかろうとした訳です。コレには『さすがは国分!』とみんなで笑ったと聞いています」(前出・週刊誌記者)
SMAP解散まであと4カ月半あまり。先輩グループのネタを利用して、国分は芸能界に確固たる地位を築き上げることができるだろうか‥‥。