竹内涼真主演ドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系)の最終回が9月30日に放送され、平均視聴率は過去最高の10.7%。全話は9.35%という結果となった。
この日の放送では、主人公・宮部新(竹内)が憎む「長屋ホールディングス」会長・長屋茂(香川照之)の長男・龍河(早乙女太一)の陰謀によって、葵(平手友梨奈)が誘拐されることに。その監禁場所は茂に伝えたと、龍河から前話で銃撃に遭い入院していた新に連絡が来る。皆の制止を拒んで、亮太(中尾明慶)と茂のもとへ向かった新。茂は、場所が知りたければ土下座をしろと新に迫るのだった。
「仲間のためなら」と、初めて茂に土下座した新は、葵を救出するために監禁場所へと向かった。そこで新は、龍河と壮絶な戦いを繰り広げる。
このシーンに視聴者からは「暴力シーン長すぎて、観ててしんどい」「早くこの暴力シーン終わってほしい」など、30分近く続いた凄惨なバトルに、少々不満だったようだ。
「今作で役者として名をあげたのは、龍河を演じた早乙女でした。彼の怪優ぶりに『龍河、ケンカシーンが天才的』『早乙女太一のクズ役のハマりっぷり、ハンパない』『役がドンピシャ。ナイフが似合う』などの意見が多数ありました。早乙女は10月5日スタートの『親愛なる僕へ殺意をこめて』(フジテレビ系)で、猟奇的連続殺人事件の犯人とされている殺人鬼を演じます。どんな凄みのある演技を見せてくれるか、今から楽しみです」(テレビ誌ライター)
早乙女は、すっかりヒール役が板についたようだ。