12月31日で解散することが決まったSMAP。グループとしての活動はすでに停止しているも同然で、各メンバーは個人の仕事をこなしている状態だ。ここで気になってくるのが、これまで全員が1億円プレーヤーと言われていたメンバーの懐事情である。芸能ライターはこんな見立てを語る。
「当面安泰なのは、『ナカイの窓』(日本テレビ系)など5番組で司会を務める中居正広。そしてジャニーズの幹部入りを目されている木村拓哉の2人でしょう。それに対して他の3人は収入が激減する可能性が否めません。少なくても現在の収入を維持するのは明らかに無理ですからね」
その3人は香取慎吾が「SmaSTATION!」(テレビ朝日系)と「おじゃMAP!!」(フジテレビ系)に出演中。草なぎ剛は「『ぷっ』すま」(テレビ朝日系)、稲垣吾郎は「ゴロウ・デラックス」(TBS系)を抱えている。逆に言えば彼らの収入は出演番組のギャラだけが頼りであり、先行きも含めてかなり心もとない状況だというのだ。テレビ誌のライターが耳打ちする。
「今後は『SMAP』に関連した番組名にもジャニーズからNGが出る可能性があり、香取の2番組などはもろに影響を受けそうです。それにいくらSMAPメンバーとは言え、番組1本のギャラはたかがしれたもの。他の番組にゲスト出演したくても事務所側がテレビ局に営業することはないでしょうから、当面は週に一回だけの仕事に生活を頼ることになりそうですね」
レギュラー番組1本でも年収は1000万円を超えるはずだが、高給取りのSMAPメンバーにとっては、現在の生活水準を維持できるレベルの金額ではないだろう。自慢の愛車を手放すといった悲報が流れないことをファンは祈るばかりかもしれない。
(白根麻子)