「このイライラをなんとかしたい!」というとき、みなさんはどんなことをしていますか?
放っておいてもなかなか切り替えられないイライラには、自分に合った切り替え法をみつけておくと便利です。次のような方法を試してみてはいかがでしょうか。
■思いっきりため息をつく
イライラすると体がこわばって呼吸が浅くなりがちですが、これを改善してくれるのが大きく長く息を吐く“ため息”です。体の緊張をほぐし、体内の血流を促進してくれます。大きく息を吐くことは酸素をたっぷり吸うことにもつながり、脳のリフレッシュにも役立ちます。近くに他人がいるのに「はあ~!」とイライラ全開の声を出すと気まずくなってしまうかもしれませんから、目を瞑って大きく息を吸い込み、声を出さずにゆっくり息を吐き出しましょう。
■温かいドリンクをゆっくり飲む
水分補給で体を潤すことにも、血流を促進したり自律神経を整えたりする効果が期待できます。温かいハーブティーやホットミルクを選べば、心もほっこりするでしょう。ゆったりした気持ちで少しずつ飲むことができるドリンクを選び、ティータイムを楽しみながら心身をリフレッシュさせましょう。
■頭皮をタッピングしてリラックスする
両手の3本指(人差し指・中指・薬指)を使い、心地よいと感じる強さで頭をポンポンと軽くタッピングしましょう。タッピングしながら少しずつ指をずらして、頭全体を刺激します。これは、脳の血流を促進してリラックスさせる効果が期待できます。頭に加えて顔をタッピングしてもOK。目を瞑ってゆっくり行い、心地よい時間にしましょう。
深呼吸や水分補給、刺激による血行促進は、イライラの鎮静に限らず全身の健康を維持するのに役立つワンアクションです。いざというときだけでなく、日々の習慣にして心身の整えに生かしてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)