近年は、温暖化によって秋に入ってもなかなか暑さが和らがないこともありますよね。これにより、夏バテのような症状が秋になっても生じてしまうことがあるようです。実はこれ、「秋バテ」かもしれません。
症状としては、体がだるい、疲れやすい、食欲が落ちてしまう、胃もたれや胸やけがする、無気力になってしまうなどがあります。そんな秋バテの症状を感じたら、どうすればいいのでしょうか。
医師である松生恒夫さんの著書「『腸寿』で老いを防ぐ」(平凡社刊)によれば、対処法のひとつは食生活を見直すことなんだとか。食事はできるだけ三食規則正しく、冷たいものばかりではなく温かい飲み物や汁物を意識的に食事に取り入れることが大切なんだそう。メニューは一汁三菜がオススメで、メインを魚などにしておけば胃に負担をかけず、しっかりカロリーを取ることができるそうですよ。
また、入浴は湯船につかること、1日1回は外に出て歩くことなどで体調を整えることも勧めています。その他、ビタミン類や鉄、食物繊維などが豊富なブロッコリーは、秋バテのケアにいいそうです。
これらの対処を行い、それでも改善しないようなら、医師に診てもらいましょう。