「恋人を奪って何が悪いの？」
テレビ朝日・弘中綾香アナウンサーによる大胆かつリスキーな恋愛観に様々な反響が寄せられている。
「もっと前向きに考えてほしい。彼女ができただけだから。結婚してないから、全然まだ挽回の余地あります」。これは、気になっている先輩男性に彼女ができたことを知り、落ち込んでいるという30代女性に向けた、弘中アナの助言だ。
元お笑い芸人で、演出家のマンボウやしろ氏がパーソナリティを務めるラジオ番組「Skyrocket Company」（TOKYO FM）の10月17日放送回にゲスト出演した弘中アナに言わせれば、恋人のいる異性に積極的なアピールをするのは「いいでしょ！ 既婚者はダメです」なのだとか。
この積極的なスタイルに驚くやしろ氏だったが、弘中アナは「だって、ライバルが対1人になったわけじゃないですか。照準が絞れましたよ。その彼女にないものを自分がゲットしたらいけます！（課題が）明確になった」と主張。続けて「まだいけますよ！ 今落ち込んでる暇はない！ 逆に急いで。愛になっちゃう前に。今よ、今！ 30代で好きな人ができるってあんまりないことだから、頑張ってほしい。あきらめなくていいと思う」と、“恋人でいるうちに”行動を起こすべきだと背中を押した。
結婚さえしていなければ、まだまだ何が起こるかわからない“チャンスあり”な状況だと考える弘中アナ。9月放送の恋愛リアリティ番組「HEART SIGNAL JAPAN」（ABEMA）のスタジオトークでは、恋愛対象になるかどうかの基準を聞かれ、「会った時の第一印象で分けます。この人は友達だろうな、この人は恋愛としてもいいかな、みたいな」と説明。しかし、何とも思っていなかった存在の男性からも「凄い好き」と毎日言われ続ければ「好きになっちゃう。根気負けしちゃう」とのことで、共演者からは「意外とチョロい」と突っ込まれていた。
弘中アナの強気かつ大胆な恋愛観に対して、ネット上には「弘中さんが可愛かったり自信を持てる地位やお仕事があるので出てくるアドバイスだと思う」「普通の人がやるには危険な作戦」と、美人アナがゆえの自信だとする声が多数。
「ほかにも『既婚者だろうが付き合ってる状態だろうが、誰かから奪うという行為には違いない』『彼女にないものを持っているという理由で乗り換える人は、結局自分にないもの（もっと若い人が現れるとか）でも裏切る』などの微妙な反応もありました。“誰に勝つべきか”というターゲットが明確になったとの弘中アナの説明は合理的ではありますが、それを実践するにはハードルが高く、後々に自分も奪われる側になるリスクがあると考える人が多かったですね」（テレビ誌ライター）
さすが、当代屈指の“あざと女子”。9月30日に結婚を発表したばかりということもあり、一般女性が足踏みしてしまうようなシチュエーションでも、自信がみなぎっているのかもしれない。
（木村慎吾）
