10月18日に横浜市内の交差点で乗用車にはねられ、緊急搬送されたザ・ドリフターズのメンバーの仲本工事さんが10月19日、亡くなったと所属事務所の公式サイトで発表された。81歳だった。
仲本さんは、ドリフのギターとボーカルを担当。コントでは、特技の体操を生かして活躍。俳優としても20年に放送された日曜劇場「テセウスの船」(TBS系)などに出演していた。
また、高木ブーと加藤茶、仲本さんは名前から文字を1つずつとった「こぶ茶バンド」としても活動。全国各地でライブやディナーショーなどを行っていた。22年5月8日に放送された「ドリフに大挑戦スペシャル」(フジテレビ系)では、若手芸人たちとコントも披露した。
これで、ドリフのメンバーで存命なのは、高木ブーと加藤茶だけとなった。2人とも大きなショックを受けており、所属事務所は「コメントなどの対応は後日にさせていただきたい」としている。
「芸能界からは、続々とお悔やみの声が寄せられています。私生活でも親交があったタレントの中山秀征は『残念です、本当に残念でなりません』。ダウンタウンの松本人志は自身のツイッターで『お笑いの人の哀しい終わりはキツイです。ご冥福をお祈りします。。。』とツイート。歌手の小柳ルミ子は自身のブログで『工ちゃん、“お前 まだ来るの早いよ!”って長さんに叱られるよ』と、悲しみをあらわにしていました。心配なのは、高木さんと加藤さんです。志村けんさんの死から立ち直りつつあったのに、仲本さんと突然、こんな形でお別れすることになるとは」(芸能記者)
仲本さんのご冥福を心から祈りたい。