お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が10月18日、MCを務める朝の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)に出演。久々に“狂犬”ぶりを見せつけた。
この日の放送では言葉を言い換えて、相手からの印象をよくする方法を紹介。例題として「なんでも聞いてね」というフレーズを言い換えることになり、寸劇が披露された。
この寸劇は日本テレビの森圭介アナが先輩役で「何でも聞いて」と声を掛け、それを後輩役の岩田絵里奈アナが「なんでも聞いてって急に言われても」と表情を曇らせる、というもの。ところが、これを見ていた加藤は「なんだこりゃあ! 『何でも聞いて』って言って何が悪いんだ!」と突然激怒。さらに「気を使って言ってるのに。自分のとらえ方だろう、全て。人のせいにするんじゃないよ!」と岩田アナに説教しはじめた。岩田アナは笑いながらも戸惑うばかりで「こういう展開?」と驚きを隠せない様子だった。
専門家によれば、「『なんでも』という表現が曖昧すぎて、トラブルになりやすいため、内容を限定して伝えるほうがいい」ということだったが、それを聞いても加藤は納得がいかない様子で「おかしくないですか?」「そんな言葉尻取って生きてるんですか、人間って」と今度は専門家にも噛みつく始末だった。
「レギュラーを務めていたバラエティ『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)が18年に終了して以降、加藤の“キレ芸”はめっきり見られる機会がなくなりましたが、今年5月にはU-NEXTで独占配信されたフェイクドキュメンタリー『コージカトーのあくなき追及!』で、世の中の不条理を自ら取材し徹底追及するジャーナリスト“コージカトー”を名乗って、久々に“狂犬”ぶりを発揮していました。今回は“コージカトー”に味をしめたのか、往年の“キレ芸”が朝の番組でもイケると思ったのかもしれません」(芸能記者)
ネット上では、《えぇっ! 本番中この激怒はないだろうと思いました》《加藤さんのあの異常な怒り方は何なんでしょうか》《朝から見ていてとても不愉快でした》といった声が上がり、不快感を抱いた人も少なくなかったようだ。
“キレ芸”も上手に伝えないと理解されなくなっているのかも?
(柏原廉)