山崎賢人主演ドラマ「アトムの童」(TBS系)の第2話が10月23日に放送され、世帯平均視聴率は初回の8.9%から1.7ポイントアップの10.6%を記録した。
安積那由他(山崎)と菅生隼人(松下洸平)は「ジョン・ドゥ」の名でゲームを開発するも、資金繰りに苦労する。2人の親友・緒方公哉(栁俊太郎)は、若手ゲームクリエーターを育てると評判の大手IT企業に相談にいったところ、社長の興津晃彦(オダギリジョー)に騙され、ゲームの権利を取られてしまう。その責任を感じ、緒方は自死してしまった。このことが原因となり「ジョン・ドゥ」は解散──。そんな経緯もあって、菅生を喧嘩別れした安積だったが、時を経てその理由は誤解だったとわかる。そして2人は「アトム玩具」で、新ゲームを制作することになる。
この展開に視聴者からは「1話ごとに、起承転結がはっきりしていて非常にわかりやすい。楽しく見られるドラマ」「那由他が隼人に思いをぶつけるシーンに胸が熱くなった」など、大満足のようだ。
「安積と菅生が仲直りするシーンは感動的でした。しかし、視聴者の中には『これ、第2話でやっちゃっていいんですか? 次からどうするんですかって感じ』『最終回? 映画ならこれで完結』など、今後の展開を心配する声もありました」(テレビ誌ライター)
安積と菅生についてはひと段落だが、アトムの新社長・富永海うみ(岸井ゆきの)の素人経営者っぷりが気になるところ。次回も楽しみにしたい。