10月21日にスタートしたKing&Prince・平野紫耀主演のドラマ「クロサギ」(TBS系)の初回平均世帯視聴率が9.2%を記録。前クールの『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』の6.9%を上回る好発進となった。
そんななか、視聴者が驚いたのはキャスティング。ヒロインの吉川氷柱を演じる黒島結菜、その氷柱の弟・敦を演じる田中奏生、黒崎高志郎(平野)を目の敵にする刑事・神志名将を演じる井之脇海というメインキャラの3人が、9月末に最終回を迎えたNHK朝ドラ「ちむどんどん」に出演していたメンバーなのだ。
「ちむどんどん」では主人公の暢子を演じた黒島、暢子が東京で働いた店の同僚・矢作を演じた井之脇、暢子の夫・和彦(宮沢氷魚)の幼少期を演じた田中と、こちらでもメインキャラを演じていた3人なだけに、朝ドラ感を覚えるのも当然だろう。
「『ちむどんどん』での黒島は、空気が読めないガサツな自己チューキャラ”だったことでアンチが大量発生、“黒歴史”扱いされるほど酷評されてしまっていた。しかし、今回の氷柱役はうざめなキャラではあるものの、ハマリ役とっていたことから、ネット上では『氷柱を演じてる黒島結菜は全然イヤじゃない』『やっぱりちむどんどんは黒島が悪かったわけじゃなくて脚本や演出が悪かったんだと、“クロサギ”を見てそう思う』といった感想があがっています。このまま視聴率が高い水準をキープできれば、さっそく黒島は汚名返上できそうです」(女性誌記者)
一部からは、「ちむどんどん」の頃よりやせたと心配されている黒島。「クロサギ」では、朝ドラのような“反省会”はなさそうなだけに、安心して演技に集中してもらいたい。