山崎賢人主演ドラマ「アトムの童」(TBS系)の第4話が11月6日に放送され、世帯平均視聴率は10.4%だった。
天才ゲーム開発者の安積那由他(山崎)と菅生隼人(松下洸平)が「アトム玩具」でゲーム作りを始めて1年。開発は順調に進んでいた。しかしその矢先、銀行から突然、融資金5000万円の即時返金を迫られる。期限は1カ月。そんな折、インド人投資家が興味を持ち、ゲームを見に来ることになった。が、そのデータが消えてしまった。
プレゼンまで10日。安積と菅生は外部の手を借りながらも、元のゲームをブラッシュアップし、完成させる。そして、プレゼンにも成功。その夜、アトムのメインバンクから出向している鵜飼吉久(林泰文)は、銀行の上司の命令でデータを消したことを告白する。
それでも、最後には、鵜飼が不具合が起きた新しいデータを再試行し、プレゼンには間に合わせることができたとアトムの社員は鵜飼を許し、銀行をクビになった彼をあらたに社員として迎えるのだった。
「今話は、なんとなく“雨降って地固まる”的な展開でしたが、視聴者からは『勝手に再試行していいのか? あの状況なら那由他を呼びに行けば? 普通は触らない、あり得ない』『データを消すのは、銀行員として完全にアウト。訴えれば?』『興津(オダギリジョー)がなぜそれほどアトム玩具を潰そうとするのかの理由が浅くて理解不能』など、釈然としない視聴者が多かったようです」(テレビ誌ライター)
「那由他と隼人の友情が熱い」との評価もあるが、“お決まりのストーリー”には、少々飽きがきているようだ。