11月1日に古巣・ジャニーズ事務所を離れ、若手育成を管轄するジャニーズアイランドの社長からも退任した滝沢秀明氏だが、意外なキャリア転身が現実味を帯びつつあるのかもしれない。
滝沢氏は同事務所でおよそ22年にわたってタレント、裏方として活動、貢献してきたが、ここにきて電撃退社の知らせで世間を驚かせた。また、11月7日には「Hideaki Takizawa 滝沢秀明」名義でツイッターのアカウントを開設し、あっという間にフォロワーが100万人に到達。ジャニーズJr.の頃から同じ釜の飯を食べた元KAT-TUN・赤西仁が「魔女の条件観たよ」とコメントを送ると、山下智久、元関ジャニ∞・錦戸亮らもそれぞれ「ずっと大好きな先輩」「Boss降臨」などと滝沢氏のSNS開設を喜んだ。
そうした中、密かに注目されているのが、滝沢氏のアカウントのプロフィール画像である。灼熱のマグマをバックに、本格的な銀色の耐熱服に身を包む自身の写真を設定しており、バナー部分にも同様のショットを掲載。また、アカウントの概要部分には「冒険家」とだけ記載されており、一部で報じられた「火山探検家転身説」の可能性が高まったと解釈する人も出始めている。
「滝沢氏は2018年放送の『クレイジージャーニー』(TBS系)に火山探検家として出演し、1000度近いマグマへ接近する様子が放送され、大きな話題に。関心を持ったキッカケは13年に番組企画でおこなった、バヌアツ共和国の火山調査ロケということで、すでに火山研究家との人脈も備え、“趣味のレベルを超えている”との呼び声も高いようです。もちろん、滝沢氏の若手育成能力を生かした新プロダクションの立ち上げなど、今後については様々な可能性が取り沙汰されていますが、しばらくは趣味に没頭するのもリフレッシュになるかもしれませんね」(テレビ誌ライター)
なお、過去に滝沢氏と関わりがあったというマグマ学者・巽好幸氏は5日、SNSで「彼がダイビングで海底の岩石を採取して、その岩石が鬼界海底カルデラ火山について大きな発見につながりました」と綴り、学術誌「Scientific Reports」の誌面を添えると、「これからも大好きな火山と触れ合って、笑顔で過ごされることを祈っています!」と投稿した。
どんな肩書で現れるのか、楽しみだ。
(木村慎吾)