元タレントで現在はYouTuberの木下優樹菜のYouTubeチャンネル〈ゆきなてきな。〉が伸び悩んでいるようだ。
木下がYouTubeチャンネルを開設したのは、21年10月24日。同年10月27日、例の「タピオカ事件」の訴訟の判決公判が行われ、東京地裁が木下の行為を脅迫行為と認め、木下に40万円の支払いを命じた。それに対する釈明と謝罪の動画を流したことで、一躍注目を浴びるチャンネルに。
YouTubeでは定番とされる質疑応答の内容を披露した11月4日の投稿の視聴回数は223万回。その後も精力的に投稿を続け、そのたびに数十万回の視聴回数を稼いだ。しかし、勢いは徐々に衰え、7月27日の回では、実は自身が「発達障害」だったことを打ち明け視聴回数は60万回と、時折バズリを見せることはあるものの、最近では10万回超えの回を見つけるほうが難しいありさまだ。
「そもそも、問題を起こした木下が何を発信するのかに世間は興味があったのであって、木下自身に興味を持っていた人は多くなかったのではないでしょうか。サムネイルに水着姿の写真を使い、タイトルに『重大発表』とつけるなどで関心を集めているようですが、つまり視聴者は男性やニュースに敏感な人。ファッションや流行に影響を及ぼすインフルエンサーとして、同性から支持を集めているわけではないようです」(芸能記者)
8月26日の回では、最大で56キロまで増えた体重からマイナス6キロのダイエットに成功したことを報告。肥満遺伝子検査キットを使用して自身の体質を知り、パーソナルジムに定期的に通うなどダイエット法を紹介。その続編となる11月5日の回ではトレーニングの詳細を披露しているが、配信から4日で視聴回数は1万3000回を超える程度だ。
再び太らないようにとの思いから、タイトルを「過去のトラウマを繰り返さないため」とした木下。いかにトラブルを繰り返さずに視聴回数を復活させることができるかが見ものだ。
(所ひで/YouTubeライター)