夫の存在自体や言動に「イライラする!」という妻は多いのでは? 夫婦が分かり合えないケースってよくありますよね。でも、誰にも愚痴ることができず、悶々とした日々を送っていてはストレスが溜まってしまいます。そんなときは、次のように考えてみてはいかがでしょうか。
実は、夫と妻はまったく違う考え方や感受性を持っているものなんです。夫婦問題カウンセラーである高草木陽光さんの著書「なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか」(左右社刊)によれば、幸せの感じ方ひとつとっても夫婦では異なるそうです。
例えば、「妻は愛されている実感で幸せを感じる。夫は必要とされている実感で幸せを感じる」。料理については「夫はいかに極めるか、妻はいかに手を抜くか」を考えているのだとか。そう考えれば、ちょっとした価値観の違いも許容できるかもしれませんね。
そして、夫婦の価値観の違いが、お互いによい影響を与えることもあるようです。ある夫婦の実体験によれば、妻が夜更かし派で旦那は早寝早起き派だったそうですが、朝に犬の散歩に行く夫の習慣に合わせた結果、妻は以前よりも健康的になったそうです。
無理ない範囲で価値観をすり合わせることができればメリットになることもあるようなので、改めて夫婦で話し合ってみてくださいね。