YouTuberでタレントのフワちゃんが11月20日、特番の「誰も知らない明石家さんま」(日本テレビ系)に出演。女性を褒める時に照れる人が多いという日本人男性について持論を語った。
番組では1994年から2011年まで放送されていた「恋のから騒ぎ」が過去に出演した6人の女性を招いて一夜限りの復活。その中で05年の12期生として出演していた渡部いずみさんは綾野剛似の夫がいると明かし、「超ハッピーで、すごいいろんなことを褒めてくれるし、『僕、世界でいちばん好きだから』って(言ってくれる)」とのろけた。
それに対してMCのさんまは「フワちゃん、そういう男は優しくてええのか? 『キレイだよ』とか『素敵だよ』とか言ってくれる‥‥」とたずねると、フワちゃんは「海外とかだと(褒めるのが)普通なのに、日本だとみんな照れるじゃないですか」としつつ、「だから、さんまさんとか先頭に立つ人が照れるから、みんな照れるんじゃないですか?」と返した。
さんまは「俺らがちゃんとテレビでもそういうことしていったら普通になっていくのか」と納得。フワちゃんも同意しつつ、「MCとかもさんまさんじゃなくてジローラモがやれば日本も変わる」とボケるとさんまは「日本中がチャラくなるやないか!」とツッコんでスタジオを笑わせていた。
ネットではフワちゃんの持論に対して《テレビの影響ってすごいしね。さんまさんとかダウンタウンが人を褒めまくるのは確かに影響ありそう》といった同意の声もあったが、多くは《性ハラスメントって言われるから》《さんまが共演女性をほめたらハラスメントっぽくなりそうな》《ハラスメントだから外見のことはあんまり言えないんだよね》など否定的な意見が多数を占めた。
「今や、『可愛い』『美人だね』などルックスをそのまま褒めるのはハラスメントになり得る時代です。ネットでも『※ただしイケメンに限る』といったワードがたびたび登場するように、女性も誰でもいいから褒められたいわけではないでしょうから、フワちゃんの提言は現実味がなさそうです」(週刊誌記者)
フワちゃんの提言は、視聴者にはあまり響かなかったようだ。
(柏原廉)