山崎賢人主演ドラマ「アトムの童」(TBS系)の第8話が12月4日に放送され、世帯平均視聴率は9.6%だった。
安積那由他(山崎)や菅生隼人(松下洸平)、「アトム玩具」を苦しめてきた興津晃彦社長(オダギリジョー)の「SAGAS」が、宮沢沙織(麻生祐未)率いる「宮沢ファミリーオフィス」によって買収される危機に陥る。興津は、最高の新作ゲームで株主を味方につけたいと、安積たちに助けを求める。そして、成功の暁には、アトムの特許を返すという約束に安積は協力するのだが、菅生やアトムの社員は反対する。
1人になった安積は、新作ゲームに苦戦。そんな折、興津が安積の自宅に訪ねてくる。そして、過去に安積と菅生=ジョン・ドゥのゲームの権利を取得したのは、外資系ベンチャーの手に渡ることを阻止するためだったと明かした。
視聴者の感想としては「なんか先週よりさらにつまらない」「やばい‥‥本当におもしろくない。最終回まで観るか悩む」「親友を死に追いやった相手(興津)なのに敵から味方に鞍替えさせるのはなぁ。最後まで敵として描いてズタズタにやっつけたところで終えてほしかった」など、興津のキャラ変に戸惑っているようだ。
「復讐したい敵だったはずの興津が、今話では急に正義の味方的な描かれ方をしていて戸惑いもあったようです。いつの間にかアトムの面々も『SAGAS』に出社して協力する展開には、納得がいかないという意見もありました」(テレビ誌ライター)
ラスボスは興津と思っていたが、もっと大きなラスボスがいるのか。