俳優・小栗旬主演の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)の第46話が12月4日に放送され、ますます物語の結末が注目されている。
第46話では、新たな鎌倉殿を迎えようと朝廷にお伺いを立てる義時(小栗)。そんな中、義時の妹・実衣(宮澤エマ)が源氏の血を引く息子の阿野時元(森優作)を次の将軍にしようと暗躍。挙兵するも直前に義時が差し向けた兵に囲まれ、自害に追い込まれ、実衣もまた幽閉されることに。
「執権の義時の専横に危機感を募らせた亡き頼朝の妻・政子(小池栄子)は、“尼将軍”になると宣言。次週は、いよいよ後鳥羽上皇と雌雄を決する承久の乱が勃発。ネットでは、最終回の結末に向けて予測合戦が過熱しています」(テレビ誌ライター)
脚本を手がける三谷幸喜氏が朝日新聞のコラムで、「鎌倉殿の13人」がこれまでにない衝撃の結末を迎え、それが世界的なベストセラー作家で“ミステリーの女王”と呼ばれたアガサ・クリスティの作品からヒントを得ていると書いたことから、これをヒントに予測合戦は過熱。ネット上には「オリエント急行殺人事件の13にも絡んでいるのでは?」「アガサ・クリスティ記念鎌倉殿杯、本命は『そして誰もいなくなった』だけど、対抗は『アクロイド殺し』」さらには「鎌倉殿のラストに向けてアガサ・クリスティ読破しようかな」といったコメントも。
「10月に放送された特番『鎌倉殿の13人 応援感謝!ウラ話トークSP~そしてクライマックスへ~』(NHK)に出演した際、小栗は最終回の台本を読み『よくぞこんな終わりを書いてくれたなと思って』と驚きをあらわにしていました。大河ファンも、三谷作品のファンも、期待できる大団円なのではないでしょうか」(芸能ライター)
泣いても笑っても、あと2回。見逃すわけにはいかない。
(窪田史朗)