人気YouTuberのはじめしゃちょーが12月9日、自身のYouTubeチャンネルに動画を投稿。この日、いつもより神妙な面持ちで投稿されたその動画は、「もしかしたらUUUMやめるかも。」という衝撃的なタイトルだったため、視聴者はさぞかし驚いたことだろう。
UUUMといえば、 YouTuber事務所では最大手であり、ヒカキンやタケヤキ翔など、数多くの有名YouTuberらが所属する一方で、過去にはエミリンこと大松絵美や木下ゆうかなど、退社した者も少なくない。
一体、はじめしゃちょーに何があったのか。YouTubeライターがこう明かす。
「この動画は、はじめしゃちょー自身が会社やマネージャーの許可を取らず投稿したものだそうで、冒頭から『今年は悔やまれる一年だった』と涙声で本音を吐露しました。その理由として、テレビの仕事が忙しく、やりたいと思っているメインチャンネルに力を注ぐことができなかったそうです。企業案件やCMの仕事は嬉しいとしながらも、『優先順位が違ったな、メインチャンネルに時間を使えていない』『タレントとしては大成功の一年だったが、動画クリエイターとしては満足のいっていない一年だった』と言い、号泣。YouTuberの第一人者としてトップを走り続けてきたはじめしゃちょーですが、最近では海外向けのショート動画で人気のTikTokerのじゅんやが登録者数1900万人、同じく動画クリエイターのさがわが1500万人に対し、1030万人と大きく差をつけられてしまっています。ここのところ、再生数の激減も指摘されていたため、悔しい思いがあったのではないでしょうか」
しかし、誰も責めることなく与えられた仕事に感謝しながら自分の正直な気持ちを発信したはじめしゃちょーに対し、「こういうことをずっとため込まず視聴者にもちゃんと言ってくれるところが好き」「本心が聞けて気持ちを共有してくれて安心しました」と、視聴者からは2000件を超える応援コメントが殺到している。
来年は、はじめしゃちょーにとって満足のいく動画作りができる年にしてもらいたいものだ。
(佐藤ちひろ)