歌手・工藤静香による“FENDI尽くし”なコーディネートに対し、ネットでは失笑のリアクションが飛び交っている。
12月13日にアップしたインスタグラム投稿にて、工藤は「『Blue Velvet』セルフカバーバージョンを歌唱させていただきました!」と書き出し、同17日放送の音楽特番「第12回明石家紅白!」(NHK総合)への出演を告知。プライベートでも交流があるお笑いタレント・明石家さんまの冠番組ということで、「さんまさんとお仕事の現場で会うと、めちゃくちゃ照れます。現場で慣れるのに時間が必要でしたよ」と振り返った。
投稿には、曲名に合わせたブルーのセットアップスーツ、ベルト、インナーシャツを、全て高級ファッションブランド「FENDI(フェンディ)」でそろえたコーデ写真もお披露目。私服か衣装なのかについては触れていないが、このゴージャスすぎるファッションにはフォロワーから「静香さん、カッコいい!」「とてもお似合い」との声が集中。一方、ネットでは冷めた反応が大半になっている。
工藤といえば、次女でモデル・Koki,が昨夏、インスタグラムでの“KY投稿”で炎上した際、母と娘の間にSNSでのある取り決めがあったのではないかと報じられていた。
Koki,は7月5日、静岡県の熱海市を襲った土石流被害を見舞うべく「これ以上被害が出ませんように祈っています」とのメッセージを発信したが、添付された写真が高級ブランドのバッグを持ちながら笑顔を見せるものだったため、波紋を呼ぶことに。これに関し、東スポWebは、「冷静に考えれば“炎上するかもしれない”とわかるはずだが」としつつ、「それでも高級ブランドの写真を更新したウラには、母・静香と交わした取り決めがあった」と指摘。なんでも、Koki,は自身の活動の舵を取る“実質的マネージャー”である工藤から「インスタの投稿には基本的に毎回、アンバサダーを務める高級ブランド(品)をアップし続ける」ことを、仕事として指導されているというのだ。
「実際、Koki,のインスタグラムでは、ほぼ全ての投稿にブランド品が写っており、長女でモデル・CocomiのSNSも同様です。これが工藤流のSNSポリシーなのかもしれませんが、今回のやや過剰な“FENDI尽くし”コーデには『洋服のセンスがヤンキーっぽい』『場末感がすごい』『そんなにブランドのロゴをアピールしなくても何のブランドかわかりますよ』などの呆れたリアクションも少なくありませんでした」(テレビ誌ライター)
“常にブランドアイテムとともにあれ”が、工藤家の掟なのかもしれない。
(木村慎吾)