歌手の和田アキ子が、12月18日放送の冠番組「アッコにおまかせ!」(TBS系)にて、世間を騒がせている児童虐待事件について憤慨した。
番組にて、富山市で起きた20代の保育教諭による園児4人への暴行事件について取り上げられると、和田は「子どものいない私たちが言うのもあれだけど、聞いただけでも腹立つね」と激怒。前週も静岡県裾野市の園児虐待事件について触れており、「先週も言いましたけど、全く意思表示できない子どもに対して、危害を加える‥‥」「意思表示できないから、余計に可愛さが増すでしょう?」と虐待する心理が理解できないと憤っていた。
2009年に放送されたラジオ番組「LOVE UNITED」では、和田についてこんな話も取り上げられている。
「このラジオ番組では音楽界の偉人をピックアップするコーナーがあるのですが、この日は和田が取り上げられました。和田がもともと子供好きで、マネージャーの子供たちを自分の子ようにかわいがってきたことや、ハーレムの孤児院を訪ねたエピソード、東南アジアで子供たちの里親になるというボランティアを20年以上続けていることなどが紹介されました」(芸能ライター)
和田は過去に子宮癌の手術を受けている。2017年に出演した番組「1周回って知らない話 強い女の真実を直撃SP」(日本テレビ系)では1981年に現在の夫と結婚して2カ月後に子宮がんの宣告を受け「手術しないと命に関わる。ただ、子供が産めない体になる」と告げられ「もう別れてもええで、こうちゃん(夫)の子供産んであげられへんし。もう死にたい」と和田が号泣したエピソードが明かされた。また、ラジオ番組「LOVE UNITED」でも和田について「もしも子どもを産んでいたら、芸能界を辞めていたかもしれないというくらい、子供が好き」と紹介されている。
昨今、世間を騒がしている相次ぐ園児虐待事件への怒りは、彼女のまっすぐな思いの表れだろう。
(窪田史朗)